日本一周by自転車

定年退職を機に、「もっと日本のことを知りたい」との思いから日本一周に挑戦。
4,800kmを走ったところで事故にあい負傷。
一度、心に決めた目標は絶対に達成する!!
2年後、「北海道開拓の歴史をたどる旅」をテーマとして再チャレンジ!
2008年10月遂に日本一周を達成。
夢はまだ続く。
新しい目標は、自転車で旅をしながら郷土の歴史を調べる。
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ワシントン最後の日
JUGEMテーマ:旅行

 「5月29日(火)」ワシントン最後の日
 到着当初の寒さとはうってかわり、今日の気温は摂氏32度。日差しは真夏と同じ。
 最後の一日となった。この一週間の行動で、アメリカの雰囲気にも慣れ、ワシントンDCの地のりについてもかなりインプットされてきた。知人に話し、午前中〜昼過ぎまで一人で散策するので、その間、妻の買い物に付き合って欲しいと頼んだ。
 まだまだ見たいところはあったが、4時間程度で回れる場所としてペンタゴン、歴史博物館、航空宇宙博物館を選んだ。





 ペンタゴンの屋根は、宿泊場所から眺められるので、歩いても行けるだろうと、朝の散歩を兼ねてカメラと地図を片手に歩き始めた。高速道路をくぐり、ペンタゴンの敷地に出た。駐車場が延々と続く。その広大なコンクリートの建物は圧巻であった。周りは立ち入り禁止、撮影禁止の看板と、所々のポイントには衛兵が立っていた。近くから外観を見ることだけが目的であったので、建物の外周を半周しながら次に乗車する地下鉄の駅を目指して歩いた。
 地下鉄乗車駅の標識はあれども、それがどこにあるのか分らない。2度ほど道行くミリタリールックの人に聞いた。最終的にはゲートを警備する衛兵に聞き、駅を探し当てた。その場所は、当にペンタゴンに直接通じる経路の地下にあった。
 そこから地下鉄に乗り、歴史博物館の近くにある『フェディアル・トライアングル駅』で降り、地上に出てびっくり、そこは宮殿の中庭のような場所で、『ロナルド・レーガン・ビル』という建物の敷地内にあった。









 同ビルの回廊を通り抜け、道路を挟み向かえ側に目的の『歴史博物館』があった。二つの入場者の列のうち大人の人達が並ぶ列に加わった。もう一方の列には黄色、赤色、青色など統一されたスクールTシャツを着る子供達の列であった。



 館内は広く、3階に渡って両サイドに目的区分毎のブースがあり、視聴覚にうったえる展示が為されていた。英語が分からないので書かれている内容を解することはできなかったが、写真と展示物を見るだけで大体のことが分かった。


「リンカーンのデスマスク」

 アメリカの歴史は浅い。原住民であるインディアンの歴史を除けば、1492年のコロンブスによるアメリカ大陸の発見が最初で、その後、ヨーロッパ大陸からの移民がはじまり、イギリス、フランス、スペイン等による植民地の時代。独立戦争をへて国家建設の時代。西方への領土拡大、南北戦争、帝国主義時代、覇権国家へと拡大と繁栄を続けている。   
 しかし、現在はその絶大な覇権国家としての地位も低下しつつある。
 歴史博物館はこれら繁栄の歴史を分かりやすく展示している。スクールTシャツを着た子供達は博物館を見学することにより、これらの国家建設と繁栄の歴史、フリーダムの精神を学んでいる。
 次に向かったのは航空宇宙博物館。ここの人気はことさら高い。大きな建物のスペースにところ狭としと飛行機、ロケット等が展示されている。今回は見学しなかったが、ダレス国際空港の南側に別館として『ウドバー・ハジー・センター』というのがある。これらの博物館により、アメリカだけではなく、世界の航空・宇宙への挑戦の歴史が分かる様になっている。











 ワシントンDCにある国立の博物館は全て無料である。館の維持には莫大な予算を投入しているはずであるが、日本と価値観の違いである。アメリカ合衆国の歴史、文化、産業、芸術等々を広く国民一般に知らしめ、特に子供達に対する教育に重きを置いているのだろう。われわれ外国人にもその恩恵を与えてくれているのはうれしい。
 歴史博物館を出て航空宇宙博物館に入るまで、グリーベルト地帯と言っていいのか分からないが、国会議事堂からリンカーン記念碑に連なる緑地帯を歩いて横断した。その幅は約500m。ここの景観は圧巻である。





 丁度通過した時は、昼休みの時間帯で、観光客だけではなく、ジョギングをする人、芝生に寝そべる人、ベンチでランチを食べる人等、ごく自然な姿でくつろぐ人々の姿があった。
 そろそろ、予定した時間が近づいたので、個人での散策を切り上げ、一旦知人のアパートに戻った。
 最後の見学場所であるリンカーン記念碑、ホワイトハウスへは知人の案内で妻共々向かった。
 リンカーンは自由の国アメリカのシンボル的な大統領で、アメカ国民が一番愛する大統領である。







 その記念碑は国会議事堂から連なるグリーンベルトの西端、ポトマック川河畔にある。そのさらに先がアーリントン墓地で、一直線にメモリアル道路が連なる。
 リンカーン記念碑の前庭と言っても良いのか、その東側に長方形のプールが延び、その両サイド南側に朝鮮戦争戦没者慰霊碑が、その反対北側にベトナム戦争戦没者慰霊碑、そして、プールのさらに前方に第2次世界大戦記念碑がある。この場所は、アメリカ合衆国国民にとって大切な場所なのである。
 第2次世界大戦記念碑のさらに前方にワシントン記念塔がある。高さ169m、石造建築物としては全米1の高さを誇るものである。ワシントンDCではこの塔より高い高層建造物を建てることはできないのだという。ひときわ異彩を放っている。









 ホワイトハウスは、その記念塔の北側奥に建っている。歴代の大統領はこの塔を仰ぎ見て国政にあたっているのだろうか、初代大統領ワシントンから「アメリカ合衆国建国の精神を忘れるな」と、いつもにらまれているようである。
03:51 | ワシントン、ニューヨークの旅 | comments(0) | -
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